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大阪市住吉区長居の鍼灸治療院

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2018-08-18

膀胱炎の原因と治し方、東洋医学による自然治癒と繰り返さない予防法

 

膀胱炎の痛みだけでなく、体への負担や、我慢していることがありませんか?

膀胱炎を治療し、予防するために、東洋医学は体の負担を減らし、体の治る力=自然治癒をよくすることが大切と考えます。

膀胱炎は細菌やウイルスなどの感染する病ですが、体を元気にすることで自然治癒をうながし、治したあとも予防できるようになるのです。

では、膀胱炎とはどんな病気でしょう、

・おしっこをするとき、下腹部が痛い
・最近トイレがすごく近くなった
・残尿感がある。
・トイレに時間が掛かってしまう。
・血尿が出る。
・尿が濁っている。
…などの症状がでてきます。

主に、膀胱・尿道で細菌が感染することで起きます。
また、発熱してくると腎臓に感染・炎症が起きている可能性もありますので、早めにしっかり治すことが大切です。

 

まずできると良い対策…

水分を十分にとって、トイレにいく。
人間は、食事や毎日生活するための副産物として毒素が出てきます。だから、トイレに行かないと体内にその毒素をため込むことになってしまい、そこから、細菌に感染しやすくなって膀胱炎になってしまうのです。
(だからと言って何回も行く必要ありません。問題がなければかなり我慢できるものですが、だいたい2~3時間おきに尿意に合わせていけるとよいのです)

 

水分補給と暑い時の注意点

汗をかくときほど、水分補給が大切です。
膀胱炎の方で注意したい事は、暑いと水分をとっても汗をかくことで、トイレに行く回数が減りがちです。
けれども、腎臓では毎日休むことなく体内の毒素をろ過していますから、トイレに行かないと毒素をため込んだままになり、それが負担となって膀胱炎になりやすくなるのです。
だから、こまめに水分をとって、定期的にトイレにいって少量でも排尿することをお勧めしています。

 

清潔さは適度にしたほうが良いわけとは。

どんなに清潔にしていても、体が弱ると感染するものです。

膀胱炎は細菌が感染するため、適度な清潔さも必要です
ただし、過度な清潔さを求めてしまうと、消毒液などで肌を傷めることや、体に必要な菌まで殺すことになって、逆に体の病に抵抗する力を減らしてしまうこともあります。
ウオシュレットで洗い過ぎて肌を傷めてしまうこともあるのです。

適度な清潔さの目安として…
入浴やシャワーで体を洗うこと。
(毎日でもよいですが、よほど体を汚したりするのでない限り2~3日ごとの入浴でも十分病に対しては清潔です。また、よほど下着が汚れているまま、きれいなタオルで体をふくこともできないことが無い限り多くは大丈夫なのです。
人間には免疫のはたらきで、病になる菌に感染しないようになっています。日本人ほどお風呂が好きな民族はいませんし、動物はお風呂に入らなくても病気になるわけでもありません。
特に細菌が感染するようなことが思い当らない方でしたら、
多くの場合…
→不潔だから感染→だから殺菌して清潔に … 
ではなく、むしろ肌を傷める場合や、体が弱って免疫などの抵抗力が落ちて感染していることが考えられます。

 

膀胱炎とお薬。

なのですが…
・何回も膀胱炎になってしまい繰り返す。
・病院に行く前に自分でなんとかしたい。
・お薬を飲みたくない理由がある。
…まずは、病院に行って適切なお薬での治療が大切ですが、ただ繰り返す場合などさまざまな理由で、まず自分で予防し、病院に行けない状態でも悪化させない様にすることを東洋医学が教えてくれます。

 

膀胱炎を東洋医学ではどのように予防し、治療するのか。

はり・きゅうで体の免疫力を高めて治します。
膀胱炎は細菌などの炎症です。炎症の原因である細菌を免疫のはたらきで取り除きます。
免疫は血液によって全身をめぐり、細菌などを取り除きます。
はり・きゅうを血の流れをよくなるツボにします。血の流れをよくし、悪いところの免疫の働きを良くすることで、感染症の改善をうながします。
(感染したところに直接はり・きゅうはしません。)

でも、血の流れをよくするなら運動やお風呂でもいいのでは…
と思われるかもしれません。

 

はり・きゅうは体力を落とさない様にしながら、血の流れをよくして治療に活かします。

体のもっている本来の力を活かすことで、副作用なく、自然に治してゆきます。
膀胱炎は運動して全身の血の流れをよくしても改善しません。むしろ、体力が減って免疫の力全体が弱って悪化しかねません。
風邪の時にも運動せずに寝て休むことで体力を回復させて、免疫をはたらかせて風邪の菌を取り除くまで待っているのです。
東洋医学の考え方で、病気の原因を治すツボに、はり・きゅうをやさしくすることで、体力を減らすことなく、必要なところに血の流れをよくして治すことができるのです。

 

残念ながら、膀胱炎にはこのツボ…という事はありません。

同じ膀胱炎でも症状は一人一人違うものです。ツボも一人一人の病状に合ったツボにはり・きゅうをしないと効果は期待できないでしょう。
東洋医学では病の原因を見極めることで、その原因にあったツボにはり・きゅうをすることで病を治療します。

 

膀胱炎の対処法、原因を考えていきましょう。

原因は細菌感染じゃないの?

そう原因は細菌です。でも、体力があって元気なら、免疫の力でなかなか感染しないものです。
対策として、水分をとり、トイレを我慢せずに通い、普通に清潔にして雑菌が感染することも思い当らないのに膀胱炎で困っているなら…
あなたの膀胱炎は、体の元気が弱っている、または負担があると考えるべきでしょう。

体に色々な負担があると免疫力も弱ります。

体の負担とは…
ストレスや疲労はお肌の大敵…だけでなく、体の元気が弱り、免疫も弱るため感染しやすくなります。
ストレスでの精神的なつらさや、神経がたかぶったり、自律神経がよわったりするときに、はり・きゅうはとても効果的です。
また、疲労がたまっていても休めない方でも、はり・きゅうで疲れをとりながら、より丈夫なお体にし、同じ睡眠時間でもより回復できます。

日々の負担を少しでも無理なく減らし、痛みや不調がなめらかに無くなり、スッキリした生活のお役に立てればと思います。

 

 

 

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