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大阪市住吉区長居の鍼灸治療院

ブログ

2018-09-27

膝痛を解消させるために、ふだんから使う膝がどんなふうに痛むのか、その原因を考えて治す東洋医学とは。

 

 

あなたの膝痛どこが・どんな時に痛むのか?
そこから、膝の状態とその原因を診てゆくことで、少しでも早く痛みを治します。

長居公園でもよく散歩やジョギングされていますが、膝をかばっている人も見かけます。

 

膝のどこが痛みますか?

・前後(裏)
・内側、外側
・中
・全体
…あたりを言われますね…実際はもっと細かく診てゆきますが。

考えてみると場所によって、原因も違うと思いませんか?

原因が違うと治療もですが、筋トレやストレッチやテーピングなども違ってくるのです。

場所の違いによって何がわかるの?

 

主に痛んでいる原因がみえてきます。
たとえば…
・前なら、体が前に傾いていないか
・後ろ(裏)なら、よく膝が曲がっていないか、
・内側・外側は、内また・ガニ股、または左右に体が傾いている、ねじれている等が考えられます。
・中は、関節の軟骨などクッションが痛んでいる可能性がありますから、痛みを解消させることにも時間が掛かります。
・全体となると、膝が酷い状態で痛みが激しいか、長く痛め続けて全体が悪化しているという事もあります。

…以上の場合もありますが、体も生活もそれぞれ違いますから、あくまでも一例にすぎませんが…

ですから、治療法は色々ありますが、あなたの膝痛に適切で効果があるかが大事なのです。

(時間のかかる場合はその判断は難しくなります)

次に

ふだんはどんな時に痛みますか?


・常に痛い
・曲げる、歩くと痛い
・寝ていると痛みで目が覚めてします。
・階段がつらい。降りる時が特に酷く痛む。
・天気が悪い時に重怠くなって、より痛む気がする。

痛み方ですね。これによって、なぜ痛くなるのかが見えてきます。

筋肉が硬くなったり、関節の組織が痛んだり、炎症を起こしたり、色々あります。

たとえば、膝の筋肉が硬くなっているなら
→ マッサージや整体・ストレッチなどで、筋肉をゆるめる。
または、痛みの周辺に鍼灸をすることで血の流れを良くしてゆるめることもできるでしょう。

それでも治らない
又は、
ましにはなるが、また痛む。

その場合は、もっと原因から治すことも必要なのでしょう。
その時に、はり・きゅうはお役にたてます。

膝への負担の原因として、体の傾きやバランスの問題もあります。

 

荷物を手に持った時の様に、姿勢も傾いている方向に体への負担がかかります。
猫背や前かがみの人に膝痛によくなられますが、それは前に傾いた体の重さを膝で受け止めているからです。

といっても、なぜ膝に負担がかかる、前かがみの姿勢になってしまうのでしょうか?

・仕事や生活習慣
・産まれつき
・加齢による場合。
…あたりが思い浮かぶかもしれません。

自分で改善できない、またはしにくい事が多いので、治療を受けてもらうことで無理なく改善することになります。
自分では、無理のない体操やストレッチで、体を柔らかくしつつ全身をバランスよく動かせるとよいですね。

良い姿勢になって膝の痛みが楽になる事が実感できるかが大切です。

注意点として、多くの場合は、長く傾いたために関節や筋肉などが固まり、そのまま姿勢を良くしても別の負担が増えてしまうこともあります。

猫背や前かがみの人でも問題ない人もいるじゃない。

 

確かに、日ごろから運動や仕事で筋力が十二分にある人では、前かがみでも膝痛の無い方もおられます。
そもそもの、体の丈夫さや筋力・負担のかかり方も実は人によって細かく違う物です。

だから、姿勢の問題がすべてでもないのです。

東洋医学はこれらに加えて、「内臓の問題」が影響して膝が痛む場合もあると考えます。

…といわれてもピンとこないと思います。
たとえば、お腹が痛くなりお腹をさすること少し痛みがましに感じることがあります。

 

この時の体は前に傾いています。

これを繰りかえすことで、お腹(特に胃腸)に問題がある人は、体が前に傾いてしまう様にいつの間にか成っているかたもおられます。
そうなると、

胃腸の問題 → 前傾姿勢→ 膝に負担が掛かる → 膝痛

東洋医学のツボは適切にはり・きゅうをすることで、内臓の血のめぐりを良くすることや働きを回復させることもできます。
それはツボが手足にあっても、離れた内臓に効果があるのです。
逆に膝の問題も、一見膝とは関係ないような所にあるツボでも、その内臓に効果のあるツボで治すことが膝痛の改善になる場合もあるのです。

@だから、全身をみて原因をしっかり探ることが大切なのです。

自分で膝痛を楽にするために。

@膝に負担を掛けないことと、使わないとうのは違います。

あなたの膝の痛みが悪化する、動きや状況を減らせたら良いのですが…

でも、生活で使わざるを得ないし、減らせないという場合もよくお聞きします。

例えば、サポーターも効果があるなら良いでしょう。

これは一時的に痛みをましにするためです。
ただ、圧迫することで膝を守る面があるので、朝から晩まで終日付け続けることはおすすめしません。
圧迫すると血のめぐりも悪くなるので、あまり動かない負担が小さい時はサポーターを外してもらう様にお話しさせてもらっています。

他にも筋トレやストレッチなども効果があることは確かですが、それもあなたの膝痛に合っていればこその効果になります。

今は情報にあふれて、アレもいいコレもいいと色々ありますが、一度整理してスッキリさせてみませんか。

よければ、自分の生活に思いをはせて、無理せずにちょっと手を抜いて、心身を楽にしてスキマを作ってもらえたらと思います。

 

 

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