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大阪市住吉区長居の鍼灸治療院

ブログ

2018-04-17

五月病などの精神疾患を良くするための東洋医学の見方と予防法。

 

今日の話は五月病。

 

4月から新しく生活に変化が有るなら、今までと違って戸惑うことも多いでしょう。

 

例えば…

春からの新しい環境で頑張りたいが、やる気が出ない。

仕事で緊張し焦るばかりでうまくいかない。

人に会うのも、何もかも鬱陶しい。

 

また、4月はあわただしく過ぎ、連休GWに入ります。

 

休みになりホッとする…

または、

遊んで気がゆるむでしょう、

 

そうなると4月の心身の疲れがGW前後に一気に噴き出す場合もあります。

 

五月病は、春の環境の変化で受けるストレスによって、精神的な症状や身体の不調が出現する病です。

変化は人を緊張させるものです。人は緊張すると、いつも以上に肉体も精神も負担を受けて非常に疲れます。さらに緊張が続くとあなたは疲れを感じている間もありません。とにかく、頑張ってこの時期を乗り越えないと、たとえ疲れがあったとしても頑張りきることもあるでしょう(また、頑張ろうとすると疲れを自覚しにくくなることもあります)。

 

そうなるとますます疲労は蓄積し体調を悪化させます。

どこかで、休んで疲労を回復させる必要があるのです。

人はずっと緊張し頑張り続けることはできないのです。

 

でも、まわりの人は頑張っている。

これぐらいできて当然と言われた。

今まで自分のやり方でクリアできていた。

…こうなると、ますます自分を追い込み頑張ってしまい、逃げ場は無くなっていきます。

 

また、自覚してなんとかしようとしても、

専門の治療を受けたが改善しない。

薬を飲むのもおっくうに感じる。

何もしたくない。

 

 

 

東洋医学は五月病に対し、体を回復させつつ精神面の回復を目指します。

 

精神的な症状がはり・きゅうで治るのか?

 

治ります。

はり・きゅうでは、体から回復させることが脳神経に掛かっていた負担を回復させることにつながると考えます。脳神経の負担が減ると、心が軽く楽になり安定し精神的な症状も改善してゆきます。

「はりを受けるとほっとする」と言われる方もおられます。

ココロと身体は互いに影響し合っていると東洋医学では考え、治療を実践しています。

 

精神的ストレスだけでなく、無自覚の緊張なども、脈やツボに影響し変化します。それは体がストレスで負担を受けていることを表していると考えます。この体への負担を読み取り、負担を表しているツボにはり・きゅうすることで、体の負担を回復させます。その結果、脳神経が楽になり心の問題も解決へと向かいます。

鬱(うつ)病などの精神疾患も漢方と同じように治療してきた書籍や資料も存在しています。

 

当院ではあなたの病状から体のこと全般と生活の状況をお聴きし、少しでも早い回復を目指します。

 

具体的にはあなたが今掛かっている負担を確認します。

一つは、脈やツボなどを通して身体の状態を診ること。

 

もう一つは、あなたの新生活での変化とその影響です。

新しい環境は緊張し、慣れるまで大変なことが多いでしょう…

 

たとえば、

住宅が変わったりして眠りにくくなったり、

食事の時間が不規則になったり、外食が増えてバランスが悪くなったり、

人間関係でも上手くいかずにストレスがたまることもあり、

遊んだりして発散しにくくなったり、

…等々、そこから気力・体力を消耗して、精神状態も悪化していることが多くあります。

これらの負担があなたの心身にどのように負担をかけて五月病になったかを読み解き、今のあなたに最適の治療を行います。

 

 

自分で予防する場合や、良くするためにおすすめしていること

 

何もしない時間を作ることが大切です(難しいかもしれませんが…)。

 

あなたの心も体も疲れから苦しい症状がでますから、休息が大切になります。

 

充分に睡眠をとって静養して回復、

また、

遊んで発散して回復…するなら良いのです。

 

もし、それで上手くいか無い場合。

長く寝て、のんびりし過ぎても、逆に心身に負担になることもあるのです。

動かないとそれだけ血行が悪くなり、血液などが流れにくくなり体や神経の活動にも良くない面があります。

全身を気持ちよく動かすこともが心身の健康を保つためには大切です。

軽い体操や、散歩を気持ちよくリラックスしてできるとよいでしょう。

また、仕事や家事で動いていても同じ行動ばかりになりがちです。全身を気持ちよく動かすことにはならないことも多いのです。

 

逆に、

気持ち良く運動し汗をかいていても…

その後に十分休憩をしないと何もしたく無いと感じる場合。

お風呂に入って湯船で寝る、またはシャワーでも面倒になっている。

体を動かして眠れるはずなのに、眼が冴えて眠れない、またはうつらうつらとして熟睡できない。

…等々があるなら、運動は気持ち良く感じても、あなたが思っている以上に体は負担を受けているかもしれません。

調子が戻らない場合は、今のあなたの運動量は多すぎる可能性もあるのです。

東洋医学はバランスが大事と教えています。

やり過ぎ・不足過ぎは良くないのです。

運動が気持ち良くても軽めにするか、適度に休憩をいれて、体が疲れを感じてみてください。

動いて長く息切れし、座りたいと感じるなら、十分に休憩してみて、今の自分に合った疲れを残さない運動量を意識してみませんか。

 

あなたの生活でそんなところが無いかを、ちょっと振り返ってみると良いでしょう。

 

 

 

 

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